健康診断で初めて胃カメラ検査を受けました。
初めての胃カメラは「苦しくないの？」「痛くないの？」不安でいっぱいですよね。
どんな手順でどんなことをやるのか、事前に知っておけば少しは怖さも和らぐかもしれません。
私の胃カメラ体験談記しておきます。
胃カメラとは
胃カメラは細い管の先にカメラがついていて内視鏡とも言います。
内視鏡を鼻や口から入れて食道、胃、十二指腸の様子を見ることができます。
鼻から胃カメラ
胃カメラは口から入れる方法と鼻から入れる方法があります。
口からだと喉の奥をカメラが通るとき「おえっ」となってしまいますが、鼻だとそうなりません。
今回私が健診を受けた病院は鼻から胃カメラを採用してる病院だったので、私も鼻からやることになりました。
胃カメラ検査手順
胃カメラ前日・当日の食事
検査の前日は夜9時以降何も食べないように。9時前でも夕飯は控えめに。という指示が病院から出ていました。
検査当日の朝食も食べられません。水分は予約3時間前までは飲んでもよいとのことでした。
胃カメラ検査時の服装
検査着に着替えたりはなく、私服のまま受けました。
身体をしめつける服装は避けてとのことだったので、ゴムのスカートにしました。
胃酸を溶かす薬を飲む
待合室で待ってる間に胃カメラを入れる前の処置をしました。
最初に胃液を溶かす薬というのを飲みました。
これまでの人生で味わったことがないビミョーな味でした。甘味のないスポーツドリンクにだし汁を混ぜたような・・・
鼻に麻酔を入れる
麻酔はドロッとした液体で、管付きのボトルで鼻の穴から入れます。鼻の奥がカーっとなる感じがします。
胃カメラより細い管をいれてみる
最初は胃カメラよりちょっと細い管を鼻に入れてみます。
鼻の奥を通るとき、痛くはないけどくすぐったかったです。
胃カメラと同じ太さの管を入れる
続いて本番の胃カメラと同じ太さの管を通してみます。
痛くはないけど猛烈にくすぐったい感じです。耳までゾワゾワしました。
のどに麻酔を入れる
喉にも麻酔を入れます。
胃カメラ本番
処置室に入り、紙製のよだれかけのようなものを首にかけ、ベッドに横になります。
「よだれを飲み込むとむせてしまうから、飲み込まず垂れ流してください。」と言われました。
部屋の照明を落として暗くした状態でカメラを入れます。
本番のカメラを通すときは、鼻の奥を通る時が一番痛かったです。
そこを通過してしまえば、体の中を何かが通ってる間隔はあるけど痛みはありません。
鼻から食道、胃、十二指腸とゆっくりゆっくりカメラが進んでいきます。
医師の「食道に入っていきますよー」とかの声掛けに最初は律義に返事していたのですが「返事はしなくても大丈夫ですからね」と言われました。
胃カメラ検査にかかった時間
胃カメラを入れる前に、検査にかかる時間は「7分くらい」と言われました。
事前の準備や待ち時間の方が長くて、実際カメラを入れてた時間は10分もかからなかったです。
胃カメラ終了後
終わったら身体を起こし、よだれやら鼻水やらをふき取ります。
（あとで鏡を見て気づいたのですが結構吹き残しが鼻についていました。
待合室戻ったらトイレでチェックしたほうがいいかもです。）
検査終了後、胃カメラで撮った画像を見ながら医師から説明を受けます。
私の胃の中は異常もなくキレイだったようで一安心です。
胃カメラ後の食事
喉に麻酔がかかっているため、食べたり飲んだりは“検査終了後2時間経ってから”と指示されました。
朝から何も食べていないのですが、それほど空腹は感じず意外と平気でした。
2時間後、ちょっと食べ始めたら止まらなくなっていっぱい食べちゃいましたけどね。
食事を制限するダイエットはリバウンドしやすいのもわかる気がしました。
胃カメラ検査を上手に受けるコツ
他人が胃カメラ受けてる姿って見る機会がないですよね。
私が胃カメラで思い出したのは釣りバカ日誌で浜ちゃんが大暴れしながら胃カメラを口に入れてるシーンです。
映画館では笑いながら見てたけど、実際自分が受けることになるとは・・・。
そして待合室で待ってる間に前の人のうめき声が聞こえてきて冷や汗タラタラ。でも
実際やってみたらツラいのは鼻を通すときだけであとは意外とラクでした。
検査中私が心がけたことは
・よだれは飲み込まない。
・なるべく体の力を抜いて、ゆっくり呼吸する。
です。
カメラが鼻を通るときはちょっとだけ痛いですが、
出産にくらべたらなんてことないです。
“鼻からスイカ”と例えられる出産を経験したことある人なら“鼻からカメラ”なんて楽勝です。
身体の力を抜いてリラックスして受けてみてくださいね。
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