ベイカー街の亡霊 コナンに「もうダメだ」と言わせた脚本家のその後

日本テレビ金曜ロードショーで劇場版名探偵コナン人気投票が行われました。

放送して欲しい劇場版コナンの作品を投票するという企画で、それにともないツイッター上では過去のコナン映画タイトルがトレンド入りしています。

投票は「瞳の中の暗殺者」が1位に輝き2月7日に放送決定しましたが、投票対象作ではなかったベイカー街の亡霊もトレンド入りしています。それだけ人気があるのでしょうね。

ベイカー街の亡霊は、今でいうVRをもっと進化させたような仮想体感ゲーム機でコナンたちが昔のロンドンを舞台に活躍する話です。

普段は現実世界を舞台にしてる名探偵コナンで仮想の世界で事件を解いていくという設定は面白いし、ベイカー街の亡霊にしか登場しないオリジナルキャラの子供たちも一部女子の間で人気がありました。

でも、私はベイカー街の亡霊のコナンは受け入れられません

以下、ネタバレもありますのでまだご覧になっていない方はご注意ください。

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ベイカー街の亡霊を受け入れられない理由

ベイカー街の亡霊の終盤、想定外に蘭がいなくなってしったことで列車を止められなくなったコナンは「もうダメだ」と諦めてしまいます。

どんなピンチでも諦めないコナン君なのに、前作「天国へのカウントダウン」ではビルから車でジャンプするという普通の人ならもうダメだと諦めちゃう状況もくぐり抜けてきたコナン君なのに…

コナンには「もうダメだ」なんて言って欲しくないのです。

ふだん強い人が弱いところを見せるとキュンとすることもあるかもしれない。
数々のピンチをくぐり抜けてきたコナン君にあえて弱音を吐かせてみたかったのかもしれない。
コナンだって完璧じゃないと言いたかったのかもしれない。

でもこのシーンがあるから、私はベイカー街の亡霊がどうしても好きになれません…

ファンの間でも賛否両論あるようです。

ベイカー街の亡霊の脚本家のその後

ベイカー街の亡霊の脚本は、脚本家で推理小説家の野沢 尚(のざわ ひさし)さんが書いています。

野沢尚さんは、2004年にお亡くなりになりました。自らその人生を閉じてしまわれました(あの単語を使いたくないのでこの表現で察してください)

もし生きておられたら、野沢さん脚本のコナン映画第二弾もあったのでしょうか。
ベイカー街の亡霊はストーリーや世界観が素晴らしいとSNSでも圧倒的に支持のある作品です。

その脚本を書いた野沢さんのコナン映画第二作があったら、もしかしたらベイカー街並みの名作になっていたかもしれませんね。

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