先日ツイッターで#新聞いらないというハッシュタグがトレンド入りしていました。
確かにニュースはテレビでも見れるしインターネットの方が情報も早いし、新聞ってなくても困らないんですよね。
でも、長年新聞を読むことが習慣になってる人にとっては新聞はもう生活の一部でなくてはならない存在です。
新聞って面白いし読んでるといいこともあります。
目次
新聞のメリット
いろんな世代の人の考えを知ることができる。
Twitterやブログ、SNSでもいろんな人の意見や考えを知ることはできます。
でも、SNSだと自分に年代や職業が近い人とのつながりに偏りがち。
新聞の投書ならいろんな世代、性別の人の意見が読めます。
特に年配の人はSNSよりも新聞。
新聞ならSNSをあまりやってない世代の人の意見や体験談も読むことができます。
編集者の目を通した投書しか載らない。
新聞の投書欄はブログに似ています。自分の意見や考えを多くの人に伝えたくて書いてるところが似ています。
でも、個人のブログは誰でもネット上に発信できます。文章の上手い下手は関係ないし、あやふやな内容でもネット上に公開できちゃいます。このブログのように。
新聞の投書はたくさんの投稿者の中から選ばれた物しか載りません。
一度編集の人の目を通してる、チェックされているという安心感があります。
情報が信頼できる。
SNS上ではフェイクニュースが流れることもありますが、新聞に載ってるニュースがフェイクだったら大問題。(最近は新聞記者による捏造ニュースもちらほら見かけますが・・・)
ネットの情報は誰が書いたかわからないし匿名性も高いですが、毎日新聞にはちゃんと記事を書いた人の名前が載っています。責任を持って記事を書いてる証ですよね。
ビットコインを買わずに済んだ
以前ビットコインが値上がりしてたとき、ネット上ではビットコイン購入をすすめる情報ばかりあふれていました。
ずっと右肩上がりなグラフを見せられたら“これからも値段は上がり続ける、今買えば儲かる!”って思っちゃいますよね。
私も投資に興味がないわけじゃないし、ビットコインに心惹かれましたが…結局買いませんでした。
なかなか行動に出ない性格というのもありますが、新聞で「ビットコインの高騰はいつまでも続かない。近いうちに暴落する」という専門家の意見を読んでいたから手を出しませんでした。
もし私が新聞読んでいなかったら、多分一番値上がりしてる頂点のところあたりで買ってたでしょうね・・・
事件のその後も知ることができる
ワイドショーでは事件が起きたときだけ大々的に取り上げますが、事件のその後のことはあまり伝えられませんよね。
今は池袋で起きた暴走事故のニュースがメディアで取り上げられていますが、同じく高齢者が運転して起こした死亡事故のその後ってご存知ですか?
2018年に神奈川県で90歳代の女性が赤信号無視して起こした死亡事故。
この女性は裁判で有罪判決になりましたが、執行猶予がつきました。
私、このこと新聞記事で知りました。中にはネットのニュースで知ってる人もいるかもしれませんが、私は新聞読んでなかったらきっと知らないままでした。
他にも新聞では「逮捕されたけどその後不起訴になった」という記事をちらほら見かけます。
ネットのようにダラダラ読み続けることがない
ネットでニュースチェックすると、気になった見出しの他にもたくさんの気になる情報が目に入ってきます。
以前はパソコンのトップ画面をヤフーにしていて、気になったニュースの見出しがあったらパソコンで読むこともありました。
ヤフーニュースは個人のコメントがついてるものもあります。
このコメントを読み始めるとキリがないんです。
気がつくとコメント読んでるだけで30分経っていたり・・・
新聞なら載ってる情報の量は限られているからいつまでもダラダラ読んでしまうことがありません。
毎日届く
新聞は毎日家に届きます。
毎日届くから自然と文章を読む習慣がつきます。
面白い、楽しめる
新聞って政治や経済の難しい話ばかりじゃないんですよ。
洗濯や掃除の方法など暮らしに役立つ情報が載ってることもあります。
毎日載ってる数独パズルに挑戦して脳トレしてるって投書もよく目にします。
朝刊4コマを読むのも楽しみのひとつです。
毎日新聞連載漫画「桜田です!」がつまらないのは登場人物設定を理解してないだけかも
文章力が身につく
子供の頃から新聞を愛読してる私の文章力がコレですから「新聞読んだら文章力が身につくよ」と言っても全然説得力が無いですね。でも「新聞1面に載ってるコラムを毎日書き写してたら文章力がついてきた」という人もいます。
新聞1面コラム書き写し専門のノートも売ってるくらいですからね。
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古新聞を活用できる
新聞は情報を入手するだけではなく、紙としてもいろいろと活用できます。
生ごみ入れにしたり、コップを割ってしまったときは新聞紙に包んだり、学校の工作で使ったり・・・。
新聞を取っていなくても新聞紙が欲しい!という人は多いんじゃないでしょうか?
新聞は宅食
新聞は政治経済、スポーツ、地域のニュースまでたくさんの情報がまとめられています。食事に例えるなら、たくさんの食材を栄養士さんが選んでバランスよくまとめて届けてくれる宅食。記者名が書かれた記事は食材の産地が明記されてるようなもの。
宅食に頼らなくてもお店はいっぱいあるしご飯に困ることはありません。
宅食は便利だけどなくて困るほどでもない・・・
でも、新聞の号外が発行されると奪い合いしてるのを見ると、みんな本当は紙の新聞も読みたいんじゃないかなぁって思います。
新聞のデメリット
デメリットは値段が高いことですよね。軽減税率の対象になってるとは言え、もともとの値段が高いです。
各社で値段が多少違いますが、新聞代は1か月で4000円くらいです。
一日あたりではジュース1本くらい。雨の日でも毎日家まで届けてくれる労力を考えればこの値段は仕方ないのかもしれません。
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